加藤さんの論文がPNAS Nexusに掲載されプレスリリースされました。
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酸性環境におけるがん細胞の代謝適応機構
酸性腫瘍環境におけるがん促進性代謝物の発見
―酸性環境でアセチル化ポリアミンが 免疫細胞浸潤を介してがん悪性化に関与する―
- 酸性環境のがん細胞や腫瘍組織において、ポリアミン代謝律速酵素SAT1の発現が増加することで、N1-アセチルスペルミジンの蓄積を促進し、腫瘍増殖および患者予後に関与することを明らかにしました。
- 網羅的に代謝物を検出するノンターゲットメタボロミクス解析を用いて、これまで未知であった酸性環境における代謝適応機構を介したがん悪性化メカニズムを明らかにしました。
- 酸性環境におけるがん細胞の代謝適応機構を標的とした新たな創薬の開発に繋がることが期待されます。
RCAST website
https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/news/release/20231010.html